【はんつ遠藤のラーメン教室】第8回:日本のラーメン発祥は塩ラーメンだった

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今や全国各地でご当地ラーメンが形成され、また個店ベースでも千差万別な個性派創作ラーメンが創出する今日だが、実は中国から流入した麺料理が元になっている。

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中国人の移住がきっかけ

日本で最初に食した人物は水戸光圀公なれど、その1杯が今日まで進化したわけでは無く、光圀公が味わった1665年(寛文5年)から約200年後の1858年(安政5年)の日米修好通商条約がきっかけとなる。いわゆる文明開化で、函館、横浜、長崎などに外国人居留地が作られ、中国人など多くの外国人が移住してきた。特に移住者は広東省や福建省の出身の方が多く、明治30年代には横浜の山下町界隈には約2000人の中国人が住み、特に麺料理の屋台が人気を博したそう。これがラーメンの原型となっている。

日本で最初に伝わった麺料理

中国から流入した麺料理ゆえ、醤油文化ではないため、塩ラーメンだった。特に広東料理が元になっているので、爽やかな風味。トンコツで採った澄んだ清湯系の塩スープに、包丁で切った“柳麺”(リュウミェン)と呼ばれる麺。トッピングなどは無いシンプルなタイプだったそう。それには2つの理由があるとされる。まずは、中国人が麺そのものの食感や味を重視するというもの。そのためにスープはあっさり、具無しであった。そして日常食として飽きないタイプが好まれたという点。屋台という体裁もあり、現代の立ち食いそば的なシンプルさが重要視されたといわれる。今でも函館がご当地ラーメンとして塩ラーメンが有名なのは、この貿易開港港としての歴史から来ているという説が有力だ。

■はんつ遠藤のラーメン教室について

ラーメン好きは絶対にチェック!ラーメンのプロが教える、歴史、ご当地ラーメン、うんちく、ツウな食べ方などのラーメン知識を一挙に紹介。これを読めばあなたもラーメンマスター

pic_hanz_01-1フードジャーナリスト・はんつ遠藤

日本のラーメンだけにとどまらず、世界中のグルメに精通する。テレビ番組でのリポーターや、カップラーメン監修、雑誌でのグルメコーナー連載、更にはフー ドテーマパークのプロデュースや監修を行うなど、その活躍は幅広い。世界中のグルメを知り尽くす舌ならではの視点で、数多くの著書を執筆し、バラエティに 富んだ企画やイベントを実施している。

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