【はんつ遠藤のラーメン教室】第9回:有名ご当地ラーメンシリーズ「函館」

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濁らないように弱火でじっくりとトンコツや鶏ガラを煮たたせて採った透き通る塩スープに、細めのストレート麺。具にはチャーシュー、メンマ、長ねぎなどが載るのが特徴。全国のご当地ラーメンの中でも特異な存在として位置づけられているのが「函館ラーメン」。

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函館ラーメンの起源

函館は1859年(安政6年)に国際貿易港として開港され、多くの外国人が移住した。その中には中国人も多く、麺料理も巷に浸透した。その形態が“湯麺(タンメン)”を代表とする、あっさりとした塩スープの麺料理。それがご当地ラーメンとなり、ラーメンと言えば塩ラーメンが出てくるほど。他の多くの地域では醤油と融合して醤油ラーメンへと変化していったが、函館で踏みとどまった理由は、他の地域と違い中国以外にもロシアとのつながりも強く、海外の文化に触れる機会が多く、トンコツスープの香りを否定せずに受け入れる事が可能だったためと言われる。

日本のラーメンの元祖は函館?

明治10年代にはすでに中華料理店が開店しているため、日本のラーメンの元祖は函館という説もある。大正9年には製麺所『岡田製麺』が創業。昭和の初めには『支那そば笑福』(閉店)などの専門店もオープン。戦後にはラーメン屋台が数多く出現。老舗では昭和10年に洋食店からスタートした『来々軒』や、昭和25年創業の『鳳蘭』などがある。函館市制施行80周年記念事業の一環として平成14年5月には「函館塩ラーメンサミット」も開催された。近年は『一文字』など塩ラーメンから味噌ラーメンなどバリエーションがある店舗や、『炙』など濃厚タイプを提供する店舗も増加中。

■はんつ遠藤のラーメン教室について

ラーメン好きは絶対にチェック!ラーメンのプロが教える、歴史、ご当地ラーメン、うんちく、ツウな食べ方などのラーメン知識を一挙に紹介。これを読めばあなたもラーメンマスター

pic_hanz_01-1フードジャーナリスト・はんつ遠藤

日本のラーメンだけにとどまらず、世界中のグルメに精通する。テレビ番組でのリポーターや、カップラーメン監修、雑誌でのグルメコーナー連載、更にはフー ドテーマパークのプロデュースや監修を行うなど、その活躍は幅広い。世界中のグルメを知り尽くす舌ならではの視点で、数多くの著書を執筆し、バラエティに 富んだ企画やイベントを実施している。

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