【はんつ遠藤のラーメン教室】第14回:ラーメン用語の基礎知識~ポール~

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ラーメン通にとって「1杯のラーメンを食す」という事は、単なる空腹を満たすという事よりも“一大イベント”的な楽しさに重点が置かれる。その最たる例が「シャッター」。

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ラーメンツウならでは、ワクワクのイベント

なにせラーメン店がまだ開店していない段階から並ぶワケである。多くの場合、それは午前中であり、家を出る前の朝から、時には前日などから、“ワクワクのイベント”はスタートしている。それを最大限に追求した結果が、一番乗り(先頭)。この状態をラーメン通の間では「ポール」という。語源は「ポールポジションを取る」であり、その略語である。使用方法としては「今、ポール!」「今日、ポールしちゃった♪」など。

ポールだからこその絶大な利点とは?

シャッターも理に適っているが、それにも増して、ポールは絶大な利点がある。まずは当日の一人目の客として店内に入れ、席に就けるという優越感。味はシチュエーションにも多分に左右されるもの。気分良く味わえれば、美味しさもまた格別である。店主の側からも、一人目に提供するラーメンには思い入れがあり、それゆえに真剣なる1杯が味わえるのだ。そして何度もポールをゲットしていけば、店主と特に親密になれるという利点もある。つけめんの元祖と言われる東池袋『大勝軒』の山岸店主は、かつて、最初の数名分(いわゆる1ロット)だけ自らラーメンを作って提供していた。それ以降はスタッフが作成するため、超常連は特にポールを目指して、我先にと、店へ足を運んだという。そんな逸話が残るほど、ポールは重要な事なのである。

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pic_hanz_01-1フードジャーナリスト・はんつ遠藤

日 本のラーメンだけにとどまらず、世界中のグルメに精通する。テレビ番組でのリポーターや、カップラーメン監修、雑誌でのグルメコーナー連載、更にはフー ドテーマパークのプロデュースや監修を行うなど、その活躍は幅広い。世界中のグルメを知り尽くす舌ならではの視点で、数多くの著書を執筆し、バラエティに 富んだ企画やイベントを実施している。

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